MIDIファイルをSibelius で開くと、
ちょっと音符のタイミングがずれていて、見やすい譜面にならない…(´・ω・`)
という経験をされた方はいらっしゃると思います。
なんですぐにきれいな譜面にならないの?
これは、MIDIファイルの時点で、
- 音符の長さがちょっと長め・短め
- 音符が始まるタイミングがちょっと早い・遅い
- そもそもリアルタイムでMIDIを入力したので、音符のタイミングに自信が無い…なんとかして。
という場合に起こります。
MIDIデータを、何らかのVSTなどの音源で再生する場合、音源によってはちょっと音の鳴り始めのタイミングにクセがあったりして、できれば音源の方で音の立ち上がりの調整をしますが、MIDIの音符側でタイミングを操作して鳴らすことも少なくありません。
ではそんな事情も加味した上で、Sibelius 7.5 できれいにさくっと譜面を整えてくれる機能をご紹介します。
クオンタイズを掛ける- パーフォーマンスの再表記
まずは修正したいパッセージを選択します。
クオンタイズの最小音価を選びます。その楽譜で登場する一番短い音符のことです。
楽曲に3連符が登場する場合には、3連符のオプションにもチェックを入れます。
2声部を使用することが分かっている場合や、装飾音符やアルペジオのコードを利用している場合にも、それぞれのオプションをオンにしておきます。
特に無い場合はチェックを入れないほうがきれいにできます。
すっきり!!
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