Sibelius を使う際に、テンキーの次に欠かせないのがMIDIキーボードです。
音符を入力する際には大変便利なので、是非用意したいですね。
Sibelius で便利なMIDIキーボードの選び方
Sibelius でMIDIキーボードを使う場合、何に注目して選べばよいのか気になるところですが、
比較的どんなキーボードでもSibelius で使うことができるので安心です!
しいて言うなら、ポイントとしては
- 使っているパソコンに対応しているキーボードかどうか
- 接続端子
です。
キーボードはパソコンと接続するときに「ドライバ」が必要になることがほとんどです。このドライバは製品内にCD-ROMの形式で付属していたり、メーカーのWebサイトからダウンロードできるような物です。
ドライバが使っているパソコンに対応していない場合、Sibelius でそのキーボードを使うことができないので、キーボードを購入する際に確認しましょう。
USB端子つきキーボード
接続端子ですが、一般的なMIDIキーボードはUSB端子が付いているので、パソコンのUSB端子にそのままケーブルを接続すれば利用できます。上述の通りきちんとドライバがインストールされていればSibelius でMIDIキーボードを認識できます。
MIDI端子つきキーボード
USB端子が無く、MIDI INとMIDI OUTしかないキーボードの場合には、パソコンと直接接続することができないので、間にMIDIインターフェースという機器を挟むことになります。
一番シンプルなMIDIインターフェースとしてYAMAHA UX 16が人気です。とりあえずMIDI端子のキーボードをパソコンに接続したいだけ!という方はこれを使ってみるのが良いでしょう!
リガラボで使ってみたMIDIキーボード
さて、どれでもOKと言われてもたくさん種類があって…という方のために、リガラボで実際使ってみたMIDIキーボードをご紹介したいと思います♪
今回ご紹介するキーボードの注目ポイントは
- 簡単そう
- ちょうど良いサイズ
- お手ごろお値段
でした。
サイズ感って結構大事で、楽譜の作業をしている時って机の上に紙の楽譜やら資料やらメモやら色々広げている事が多いので、キーボードだけでスペースを取らないものを探していました。
KORG Microkey
ひとつめは、リガラボ動画企画第一弾『Sibeliusステップゼロ』で使用した、KORG Microkey というMIDIキーボードです。
薄くて軽くて、撮影に持っていくのも楽々でした♪
使い方も本当に簡単で、USBケーブルでMIDIキーボードとパソコンを接続するだけです。
鍵盤数にバリエーションがあって、撮影で利用したのは37鍵タイプのものでした。
ノートパソコンの幅よりは大きいですが、邪魔にならず良いサイズです。
もっとコンパクトに利用したい場合には25鍵タイプ、がっつり両手で引きたい方には61鍵タイプがよいですね!
もちろん鍵盤数が少ないキーボードでも、オクターブキーでオクターブを変更することができるので、「この高さの音符を入力できない…」とはならないので安心してください☆
Line 6 Mobile Keys
リガラボ企画第2弾『☆夏休みのレコーディング体験☆~曲作りのおもいで~』で使用したキーボードは、Line 6 の Mobile Keys です。
こちらのキーボードもコンピューターに接続するだけで使えるタイプのものなので、簡単です。
鍵盤数も、撮影で利用したのは49鍵のものですが、25鍵盤の物もあるので用途に合わせてコンパクトに利用できますね!
このキーボードの特色は、USB端子の他に「Mobile 端子」が付いているところです。
専用のケーブルでMobile 端子とiPad端末を接続することで、なんとiPadやiPhoneなどのキーボードとして利用することができるのです!!
『☆夏休みのレコーディング体験☆ ~曲作りのおもいで~』
第 2 話「アレンジ in Sibelius 7♪」
大変重宝しました!!
現在(2013年12月)、Mobileケーブルは30pin(iPhone 4Sなどに搭載されていた幅広の端子)用なので、Lightning端子のApple デバイスで利用する場合には変換アダプタ等が必要になります。
是非お使いの環境に合ったMIDIキーボードを探して利用してください!
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