2015年6月18日に、新バージョンのSibelius が発売になりました。
今回のアップグレードでは主に
- アノテーション機能
- SurfacePro3対応
- 手書きの入力に対応(PhotoScore&NotateMe)
- サブスクリプションライセンス
がメインになっています。
アノテーション機能
いわゆる「注釈」や「メモ」の機能ですね。
今までSibelius ではコメント機能でコメントを付けることができましたが、今回はなんと
手書きで書けます。
こんな感じです。
おぉ!!色も変えられます
この機能はMacでもWindowsでも使えます。Surface で無いパソコンでもOKです。ただ、マウスだと慣れないのでちょっとぎこちない線になります笑…
Surfaceか、またはペンタブレットがあると便利かもしれません。
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一応「注釈」向けにデザインされているこの機能ですが、実際なんでもできるので、どうしてもSibelius の機能で書けない記号を手書きしてしまう・・・などにも応用できる気がします。
遊びすぎました。笑
Surface 対応
Surface のジェスチャー機能に対応しました。
「・・・何それ?」という方のために説明します!
・2本の指でぐいーんと拡大する
・上下に指を動かしてスクロール
スマホではおなじみの動作ですが、これがジェスチャー機能と呼ばれています。
言葉ではとても分かりにくいのですが、Microsoftのサイトに分かりやすく書かれています。
https://www.microsoft.com/surface/ja-jp/support/touch-mouse-and-search/using-touch-gestures-tap-swipe-and-beyond
画像をちょっと拡大したい、とか、直感的に動かすことができるので重宝する機能ですが、もともとパソコンにはこんな機能ありませんでした。
そもそも画面はタッチスクリーンではないですしね!マウスでぐりぐり・・と動かせるだけです。
Surfaceではタッチスクリーンになったことにより、このジェスチャー機能をWindows のパソコン(Surface) で使えるようになったのです。便利!
さて少し話がそれましたが、Sibelius のジェスチャー機能への対応は、この「手でもにょもにょぐいーんと動かす」動作に対応したということです。
残念ながらSurface 以外のパソコンではこの恩恵にあずかることはできません。Macのトラックパッドでも動かなかったです。が、Surfaceではより直感的に操作できるになりましたね。Windows ユーザーの方はSurface を検討してみても良いかもしれません!
今後Macでも対応してほしい機能ですね。
手書きの入力に対応(PhotoScore&NotateMe)
私が今回地味に感動したのはこの機能です。
ちょっと細かくなりそうなので、記事を分けますが、要約すると
・Sibelius に付属するPhotoScoreで(Lite版でも基本的にはOK)、
・こんなふうに手書きすると
・こんな感じに楽譜に!!!!
これもMac、Windows、Surface問わず利用できます。
何それ!?ですよね。ご安心ください。追って詳細ご紹介します。
サブスクリプションライセンス
サブスクリプションというライセンスの形式に対応しました。
いわゆる、月額や年額制でソフトウェアを使用できる制度です。
必要な1ヶ月だけSibelius を使いたい…ということも可能です。
その場合はライセンスを丸ごと購入するよりも遥かにおトクです。
サブスクリプションの期間中は、アップグレードサポートが付属するので、
期間中にアップグレードが発表されても無料でアップグレードできるのが良いですね。
ただ、契約を解除してしまうと、ソフトウェアを使えなくなってしまうので、
いつもSibelius を使うという方は、年間自動更新などで契約しておくのが良いですね。
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