今回は、Sibelius で休符の長さを分ける方法をご紹介します。
休符は例えば4分休符二つでも、2分休符ひとつでも休符のながさとしては変わらないのですが、楽譜のもたらす意味や雰囲気は全く違うものになります。
通常は拍子などの意味も考えてSibelius では最適な休符の長さを選択するのですが、MIDIファイルからデータを読み込んだ場合、後から拍子を変更したり、パッセージのコピー&ペーストをした場合…などは古い情報が残ってしまい、休符の長さが最適でない場合があります。
そんな場合には以下の方法で修正しましょう。
ひとつずつ休符を分割する方法
まずは一番ベーシックな方法です。
例えば、一箇所2分休符になっているところを、4分休符+4分休符に変えたい場合。
これはとても簡単です。
今ある2分休符を選択して、(音符入力モードになっている場合はEscを押してから!)
テンキーの4分音符を押す。
はい!これだけで休符を分割することができました!
プラグインを使って付点4分休符を分割
休符を分割したい…と思う場面のひとつに、こんな楽譜があります。
そうなんです。休符の長さは正しいのですが、ここは付点4分休符ではなくて、4分休符と8分休符を書きたいのです。
楽曲全部に渡ってひとつずつ直していくのは大変ですが、こんなときに便利なプラグインがあります。
まずは休符の長さを調整したいパッセージを選択します。複数小節を一度に選択しても大丈夫です。
それだけ!!簡単です。
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