Mozart- Sonata k331 by Girl flyer

Mozart- Sonata k331
by Girl flyer

楽譜作成ソフトを検討しているけれど、どれを選んだらよいのかいまいち分からない…違いは…?
という方のために!
今回リガラボでは日本で知られている有料&無料楽譜作成ソフト12個厳選、比較し、それぞれの違いをまとめました!!

楽譜作成ソフト選びの参考にしてください!

注:
・コメントや評価はリガラボとしての感想です。
・動作環境などについては、リガラボで動作を保証するものではありません。正式情報はメーカーの情報を参照してください。
・価格/情報は掲載時の情報です。
・細心の注意を払って調査、掲載しておりますが、間違いなどありましたら是非リガラボまで情報をお知らせいただけたら嬉しいです。

有料&無料楽譜作成ソフト比較2016

パソコンでの閲覧推奨、アルファベット順。詳細はページ下部でご紹介します! (グレー: 他のソフトと比べて不便/注意が必要と思う部分)

楽譜作成ソフト詳細

各楽譜作成ソフトの内容をご紹介します。

Clover Chord Systems (Clover Japon)

cloverchordsystems2013年に発表されたコード譜、マスターリズム譜作成に特化した楽譜作成ソフト。容量も多くないので動作が軽いです。

マスターリズム譜に特化している、とだけあって、手書きでささっとマスターリズム譜を書く感覚で簡単に楽譜を仕上げることができます。

作成できる楽器数は1つ(上下段の大譜表は可能)で、MIDIファイルやMusicXMLなどの一般的なファイル形式とも互換が無いので、データとしてやり取りしたい場合には不向きかもしれません。また、音を再生することはできないようなので注意。

メニューの言語は英語のみですが、それほど難しい操作が無いのと、公式サイトでマニュアルも配布されているので慣れてしまえば対応可能です。

簡単にマスターリズム譜を作成したい方にお勧め。

購入や体験版はこちら

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Finale 2014 (Make Music)

FinaleBox言わずと知れたプロフェッショナルな楽譜作成ソフト。出版譜の作成用として幅広く使われています。

書けない楽譜は無いというぐらい機能は揃っているので、難しい譜面を書きたいという方にはお勧め(多少の編集は必要)。日本語版は日本語用に独自に開発されているので、日本独特の譜面のことを理解した仕組みになっているのが嬉しいですね。

気をつけたい点としては、64ビット対応ではないのでVSTなどの音源を利用して大編成の譜面を再生する際に、メモリを利用できる量が限られてしまう点、VST対応ではあるもののサウンドセットが搭載されていないので音源の扱いにコツが要る点でしょうか。

2014dアップデーター以降はEl Capitanにも対応、Windows版でのメニューパレットの表示にも対応しました。

楽譜認識(スキャン)ソフトも付属しているので、印刷した譜面を電子データにしたい…という要望にも応えることができる最高級のソフトです。

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Finale PrintMusic 2014 (Make Music)

FinalePrintMusicBox_FNLFinale シリーズの上から2番目のモデル。基本的な内容はFinale と同じで、機能縮小版。待望の3年ぶりのアップデートが2014年10月に発売となりました。

24個の楽器まで書くことができるので、ほとんどの通常編成のオーケストラまでであれば対応できます。

2014では、いままでPrintMusic 2011には搭載されていなかった、PDF書き出しのエンジンが内蔵されてたのでWindows でもMacでも楽譜を安心してPDFに書き出すことができます。なお、いわゆる音源は付属していないので基本的にはコンピューター内蔵音源を使用することになります。(VSTiには対応)。

編成は大きいものの、それほど難しいレイアウトの譜面を書く予定が無く、値段を抑えて楽譜作成ソフトを入手したいと言う方にはお勧め。Finale へのアップグレードプログラムもあるようなので、Finale への前段階としての検討も有りかもしれません。

PrintMusic 2011のときはWindows XP やMac OS 10.5にも対応していましたが、それぞれ非サポートとなっているので、該当OSのユーザーの方は注意が必要です。

※書き出せるMIDIファイルの形式はフォーマット1のみですが、通常フォーマット1で問題ないと思います。

Make Music PrintMusic 2014 【通常版】

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Make Music PrintMusic 2014 【アカデミック版】

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Finale SongWriter 2012 (Make Music)

SongWriterBoxFinale シリーズの上から3番目のモデル。基本的な内容はFinale と同じで、機能縮小版。

作成できる楽器は8個までなので、オーケストラやブラスバンド譜面作成というよりは、少人数のバンドやピアノやコーラスなど1パートのみの楽譜を作成するのに向いているかと思います。

PrintMusic と同じく、Finaleと比べて注意すべき点は、PDF書き出しのエンジンが内蔵されていないので、Windows の場合には別途ソフトウェアやPDF作成ドライバが必要になる点、また音源は付属していないので基本的にはコンピューター内蔵音源を使用することになります。(VSTiには対応)。

また、1線の楽譜(打楽器などで利用)を書くことができないので、打楽器アンサンブルの譜面などは上位版で作成した方が良いです。

簡単な編成の譜面をさくっと書きたい方は、お値段抑え目でFinale ファミリーをゲットできるのでお得です。
※書き出せるMIDIファイルの形式はフォーマット1のみですが、通常フォーマット1で問題ないと思います。

makemusic finale SongWriter 2012

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Finale NotePad 2012 (Make Music)

FNP_RGB_H_LGFinale シリーズの無料楽譜作成ソフト。Finale ファイルの表示だけでなく編集や新規作成をすることもできます。

作成できる楽器は8個までなので、オーケストラやブラスバンド譜面作成というよりは、少人数のバンドやピアノやコーラスなど1パートのみの楽譜を作成するのに向いているかと思います。

Finaleと比べて注意すべき点は、PDF書き出しのエンジンが内蔵されていないので、Windows の場合には別途ソフトウェアやPDF作成ドライバが必要になる点、また音源は付属していないのでコンピューター内蔵音源を使用することになります。(VSTiも非対応)。

また、1線の楽譜(打楽器などで利用)を書くことができないので、打楽器アンサンブルの譜面などは上位版で作成した方が良いです。また曲の途中で転調できない点や、Cm やDm7などのいわゆるコードネームは、テキストとして手動入力する必要があるので、そのあたりの快適さを求めるのであれば上位版の検討をお勧めします。

なにせ無料なので、再生にはこだわらずにとりあえず楽譜作成ソフトを使ってみたい!という方にはFinale のお試し版という感覚で利用しても良いと思います。

ダウンロード

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Guitar Pro 6 (Arobas Music)

guitarproギター用の楽譜を作成するのに特化した楽譜作成ソフト。ギターだけでなくドラムやピアノなどの譜面ももちろん作成できます。

ギター用の譜面を簡単に作成したい…と思っている方にはお勧めできるソフトウェアです。ギターのチョーキングなどの表記を簡単に作ることができます。また、表記だけでなくきちんと再生にも対応できる辺りが嬉しいです。

またギターの音色にこだわりたい方に嬉しい、エフェクターなどの機能も充実。実際のハードウェアさながらの操作で音色をいじることもできます。付属音源追加版のGuitar Pro 6 XLも発売されているので検討してもよいと思います。

レイアウトを整えるのに少しコツが必要なので、きれいに販売するような譜面を作りたいという方や、バンド楽器以外の譜面を作りたい方には不向きかもしれません。

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Notion 5 (PreSonus)

Notion5あのDAW Studio Oneで有名なPreSonus の楽譜作成ソフトです。元々はNotion Music という会社が開発・販売していましたが2013年にPreSonus の傘下に。バージョン5からパッケージもデザインも少しStudio One よりに変更されたようです。

DAWに引けを取らない本格的なミキサー機能がついているので、楽譜作成だけでなく参考音源の作成にもこだわりたい!という方にお勧め。もちろんVSTiも使うことができます。話題のDAWStudio One に含まれるエフェクトも、一部含まれているようです。

2015年2月に待望の日本語版の登場、デモ版もダウンロードできるようになったので、是非一度試してみるのも良いですね!

なぜか文字キーボードによるステップ入力(ドはC、レはD)に対応していませが、洗練されたデザイン含め、PreSonusファミリーでのこれからの発展に期待できるソフトウェアです。

現在別の楽譜作成ソフトをもっている方で、ちょっと気になる…という方は一度使ってみてもよいかもしれません。(クロスグレード版あり。要本家へ連絡(英語))

また、NotionにはiOSアプリ版もあって、iPadやiPhone上でNotionの楽譜を書く事ができ、かなり細かい部分まで操作できるのですが、そのデータをPCに移動させてパソコンで利用する事もできます。出先ではiPadやiPhoneで楽譜を書いておいて、PCで楽譜の仕上げを…という使い方もできてとても便利ですね! (iOSアプリ: Notion – NOTION Music, Inc.)

購入ページ

Presonus/Notion5 日本語版

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MuseScore (オープンソース)

musescore無料で高機能な楽譜作成ソフトと言えばMuseScore 一択かも…と思えるほど、驚くほど様々な機能が搭載されているオープンソースの楽譜作成ソフトウェアです。現在も有志による共同開発が続いています。

機能面では、FinaleやSibelius に引けを取らない本格的な内容なので、大編成なスコアでも作成できます。歌詞や子時号の入力にも対応しているので、かなりのジャンルの楽譜を作成することができます。もちろんメニューも日本語化されています。

バージョン2.0からはタブ譜を作成できるようになりましたので、ギタータブを作成する方も安心です!

注意すべき点としては、再生はできるものの付属のソフトシンセのみで、VSTiなどには非対応なので、音作成にこだわりたい方はVSTi対応のソフトウェアを検討してもよいと思います。また、追加機能やプラグインなども多数配布されていますが、それらは自分で追加する必要があるので、それほど難しくは無いのですが、パソコンに自信が無い…という方には難しく感じられる部分もあるかもしれません。

でも操作も比較的簡単で、他のソフトウェアとやり取りができるMIDIファイルやMusicXMLにも対応しているので、簡単に自分用の譜面を作りたい方にとって無償ソフトとしては文句無いレベルです!

ダウンロードページ

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スコアメーカー 10 Pro (KAWAI)

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日本が誇る楽器メーカー河合楽器が手がける、日本製の老舗楽譜作成ソフト。日本のために作成されたソフトとも言えるので、日本人や日本の教育シーンの欲しい楽譜を書くことができます。

バージョン10は2015年10月に発売となりました。バージョン10での新機能は楽譜認識機能の向上、グリット機能の搭載です。レイアウトを整える際に、とても便利になりました。前回9から導入された新音源も引き続き利用できます。シンセサイザーのように、音色を重ねての音作りもできるので、再生の音を作りこんでこだわりたい方におススメです。Windows XPは動作環境から外れました。

インターフェース(画面)のデザインも随所までこだわりを感じることができ、質感や配置などはプロフェッショナルなクオリティーを感じます。リガラボ的には好きな雰囲気です。日本語用に開発されているので、よくある日本語の位置がおかしい…とか、メニューの端が切れている…といったストレスも無く使うことができます。

楽器数は256までと限定されていますが、実質なかなか256個以上楽譜に書くことは少ないので、問題ないでしょう。

注意すべき点としては、MusicXMLの書き出しはできるものの読み込みに対応していないので、他のソフトウェアとやり取りをしたい際には気をつけましょう。また移調楽器の実音・記譜音を一発で切り替えるオプションがついていないようなので、ちょっとその点は他のソフトウェアに比べて不便です。今後対応していただけたら嬉しいですね!そして、残念ながらMacには対応していません。

また、スコアメーカーはこだわりの楽譜スキャニングソフトが付属していることも特徴です。是非Windowsユーザーの方、楽譜スキャニングもきちんとしたい!という方にはお勧めです。

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スコアメーカー 10 Std / スコアメーカー 10 Lite (KAWAI)


KAWAI スコアメーカーシリーズの機能限定版。ソフトウェアのエンジンはスコアメーカー 9 Pro と全く同じものです。

バージョン10は2015年10月に発売となりました。

スコアメーカー10 Proと比較して注目すべき点は、楽器数が16個まで、楽譜スキャン機能が限定されている点です(Lite版はかなりスキャン機能が限定されます)。スキャン機能や細かいレイアウトにはそれほどこだわらず、16編成ぐらいの楽譜で十分!という方には、かなり役立つソフトウェアです。Stdはアカデミック版も用意されているので、かなり値段抑え目でスコアメーカーのエンジンを利用できる機会です。

スキャン機能の比較については、このページには搭載していないので、メーカーのWebサイトで確認してください!

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Sibelius (8~) (Avid)

url音楽家のための楽譜ソフトウェア、と題して、作曲や編曲に集中できるように直感で操作できることをモットーに、イギリスで生まれた楽譜作成ソフトウェアで、現在はAvid 傘下に入って開発が続いています。

レイアウトを自動で整えてくれる機能が画期的で、このマグねてぃっくレイアウト機能が搭載されたことで、文字の場所を調整したり…という時間が大幅に節約でき、クオリティーの高い譜面を作成できます。他のソフトで譜面のレイアウト調整に苦戦している…という方は是非一度試していただきたいです。

VSTiにも幅広く対応している上、サウンドセットが用意されているので、特に難しい操作をすることが無くソフト音源を鳴らすことができるのも嬉しいです。(超細かい音色の表現は手動で操作が必要です)

楽譜スキャニングソフトも付属していてクオリティーが高いですが、メニューが英語なので、覚えてしまえば難しい操作は無いので簡単ですが、慣れるまではちょっと戸惑いがあるかもしれません。(Sibelius本体は日本語です)。

バージョン8以降は定期的なアップデートを行うアジャイル方式が採用されているので、数ヶ月に1回製品のアップデートが期待できます。またライセンスをサブスクリプション形式で購入すれば、その期間中はアップデートを無料で利用する事ができます。

「直感ってどういうこと!?」と疑問を頂くこともたくさんありますが、そういう方にこそ試していただきたいです!まずは体験版を!

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Sibelius 7 First (Avid)

sibelius7firstAvid のSibelius ファミリーの機能限定版。Sibelius 7 をベースにしたソフトウェアです。

基本的な部分はSibelius のプロフェッショナル版と同じですが、比較して注意すべき点は、作成できる楽器が16まで、搭載されている付属音源がプロフェッショナル版よりも限定されている点です。

機能限定版ですがVSTiやReWireなどにも対応しているので、音にこだわりたい方も問題ありません。

細かいレイアウト調整したい方や、オーケストラやブラスバンドの譜面を扱いたい…という方は上位版を検討した方がよいかもしれません。

尚付属しているスキャン機能はプロフェッショナル版と違いが無いので、安心して使えます。

お値段抑え目にSibelius で譜面を作成したい!という方は是非!

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あとがき。楽譜作成ソフトを選ぶコツ

長々とご紹介してきましたが、楽譜作成ソフトってたくさんありますね!
こうやって比較してみても、どれを選んだらよいのか分からない…という方は少なくないかもしれません。

そこで、楽譜作成ソフトを選ぶコツをご紹介します。

リガラボ的に楽譜作成ソフトで重要だと思う点は、

  • 書きたい編成/内容の楽譜を書けるかどうか
  • 自分のフィーリングと合うかどうか
  • パソコンに対応しているか

だと思っています。

書きたい編成/内容の楽譜を書けるかどうか
当然、オーケストラの編成の譜面を書きたいのに、小さい編成しか作れなかった…では意味が無いので、どんな譜面を書く予定があるのか、をまずはイメージすることが重要です。
また楽譜作成ソフトにはそれぞれ得意不得意分野があるので、その辺りも加味して選ぶとよいと思います。

バンドマンが「使いやすい!!」と言っていたソフトも、現代音楽作曲家のあなたには向いていないかもしれない、ということですね。

自分のフィーリングと合うかどうか
どの分野のソフトウェアにも言えることですが、ほとんどの場合、ソフトを使いたくてソフトを起動するのではなく、何か達成したい目的があってソフトを使いますよね。

例えば、お絵かきソフト自体を使いたいのではなく、絵を描く、という目的があってお絵かきソフトを使いますよね。もちろん書いている過程も楽しいですが、どこに絵の具パレットがあるのか分からない・・・・絵の具の色が変更できない・・・・消しゴムはどこ・・・・?とストレスを感じながら書くことは誰も望んでいません。

楽譜作成ソフトウェアも同じです。楽譜を書きたい、音を鳴らしたい、という目的で使うソフトだと思うので、なるべく自分にとってストレス無く、想像力/創造力を高めてくれるようなソフトがよいと思います。

それはメニューの場所、といった機械的な点だけでなく、メニューの色、雰囲気、鳴る音なども影響があると思います。

是非仕事も趣味でも楽譜作成ソフトを選ぶ際には、実際に試してみて、自分の感覚に合うソフトを探してみてください!

パソコンに対応しているか
とはいえ、持っているパソコンに対応できないソフトでは意味がありません!笑
その点もよく検討しましょう。

 

ご存知の通り(知らない方も?)リガラボではSibelius に特化して使い方などをご紹介しています!ぜひこちらもあわせてご覧ください!
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